東京芸術大学大学院修了、芸大の研究室では、坂本一道教授のもと、明治時代の作家研究に加わり、また15世紀から17世紀の伝統的な絵画技法の研究をおこなう。
特に明治期の原撫松や、レンブラントの絵画組成や技法を研究する。
東京中野の絵画保存研究所での勤務を経て、文化庁在外研修にてニューヨークに留学、ニューヨーク大学コンサベーションセンター等で研修を受け、保存修復研究機関ラスティン・レベンスン・アートコンサベーションアソシエーツ（Rustin Levenson Art Conservation associates）へインターンとして所属し、現代絵画の技法研究や、絵画の修復技術の研究、ニューヨーク市内の壁画の修復実務にも加わったり、さまざなま経験を重ね、修復の実務経験を積む。
帰国後は株式会社ディヴォートに絵画保存修復事業部を設立し、ユニークで経験豊かなスタッフとともに多くの修復事業に携わる。
所属学会等／文化財保存修復学会　AIC（米国文化財保存学会） IIC（国際文化材保存学会） JAA（日本美術家連盟）、I.A.A.UNESCO（国際美術連）などに所属。
また、さまざまな教育機関や美術館などでも講義や講演をおこなう。
和光大学・聖学院・文化学院・東京国際大学・練馬区美術館、NPO文化財保存支援機構などにて講義。