研究・学会発表
修復事例報告/ベニア板に描かれた油画の修復
アーカイバルフォームボードを用いた支持体の補強
アーカイバルフォームボードを用いた支持体の補強

ベニア板は経年により、使用された接着剤の劣化、酸化に伴い、単板の剥離や浮き上がり等の現象が現れてくることが多く報告されている。今回の発表では、昭和に活躍した画家、小山田次郎のベニア板に描かれた作品に対し、さまざまな処方の中から支持体にハニカムを代用する修復方法を試みた。

本発表では、これらのベニア板に対する補強方法に加え、実際にパネルを剥がしアーカイバルフォームボードを解体する作業の実例について述べる。
(文化財保存修復学会2003年第25回大会にて)